2018-05-17 手の届かなかった何か 日常 私がほしくて手を伸ばしたけれど、するりとこの手をすり抜けていった何か。もうきっと手に入らない。どうして世の中には私がほしくても手に入れられなかったものをやすやすと手に入れて特に気にもとめていないような人がたくさんいるんだろう。私はそれがほしかったのに。健康な身体がほしかった。病気になりたくなかった。お母さんになりたかった。もう、きっと叶えられない。手の届かなかったものを見つめるより、今手元にあるものを見た方がきっといいんだろう。でも、でもねえ。きっと一生言ってるんだろうな。