もう日付も変わって寝ないといけないんだけれど、これは今書き留めておかないとまたつかめなくなってしまうので書くことにする。
私は数年前ぐらいからお母さんになりたい気持ちが強くなった。子どもを産んで育てたかった。それは自分の遺伝子を残したいからなのかと思っていた。でもどうも違うみたいだ。私は子どもを育てることで自分を育て直したかったんだと思う。私がほしくても手に入れられなかったものを子どもに与えることで自分を安心させたかったんだと思う。私はもう小さい子どもではないと確認したかったのかもしれない。それに気づいた時なんというかちょっとショックだった。それは何もお母さんにならなくてもできることだ。付き合わされる子どもはきっと迷惑だろう。私はどこかに小さな私を置き去りにしているのかもしれない。
そんなことに気づいた夜だった。