新・今日も今日とて

35歳OLの日常(統合失調症と共に生きる)

病気のおかげ

まだ暗くて天気がわかりません。

ふと今幸せだなと思えるのは今までに統合失調症の急性期症状で大変だった時期があるからなのかもしれないと思いました。何が幸せかというとすべてです。まず家があることです。雨風を避けられて何よりも安心して眠りにつくことができます。次にご飯が食べられることです。朝昼晩とご飯を美味しく食べることができます。それから仕事があることです。毎朝出かける場所があって元気に働けるのは当たり前のことではありません。もしも私が病気にならなかったらもっと日々に不満が多かったのかもしれません。そう考えると病気のおかげだなと思います。この病気のせいで自分の行動が制限されていると思っていましたがそうではなくて実は私を守ってくれるお守りのようなものなのかもしれないと初めて思いました。そう思えるようになったのが嬉しいです。あなたは統合失調症ですと精神科の閉鎖病棟で言われたのは12年前のことです。やっと、病気のおかげと言うことができました。私の人生はこれからです。