あの時の私に聴かせたい曲

今日は早退した。どうも調子が悪かった。ぼんやりとしながら電車に揺られて帰っている。青い空を遠く見ながら聴くのは初音ミクが歌う「君が飛び降りるのなら」という曲だ。気になったら聴いてみて下さい。

『君が飛び降りるのなら』 / 初音ミク - Omoi - ニコニコ動画

この曲を聴くと中学生だった頃を思い出す。学校の何階かは忘れたけどあの景色を私はおそらく忘れないと思う。よく晴れた日で遠く下の方で自転車が走っていた。私はその光景を見ながら開け放った窓にかけた両足を階段の方によろめきながら下ろした。何だかとても悔しくて情けない気分だった。その後たくさん泣いたことは覚えている。あの時にこの曲があったなら私はとても救われていたと思う。今聴くだけでもこんなに救われた気分になるのだから。

そんな日もあったなあと思う。まるで小説で読んだ誰か他人の出来事のような距離感だった。その後に私は台風が接近した夜に海に飛び込もうとする。私が生きるのを投げ出そうとしたのはその2回だ。死ぬのは解放でも何でもない。

もしかしたらこの記事はすぐに消すかもしれない。